ハトムネツアー最終日・女川ライブの様子

2015-10-16 07:00:46 | 日記

今回のツアーは様々な部分で感激あらたでした。仙台から乗り換えた仙石線の沿線の風景。石巻・女川の開通。新しい女川駅舎。復興の様子は確かに感じられます。 女川フューチャーセンターでの初めてのライブの為にジェリービーンズの皆さんは早朝から音響設備を携えて先発隊で準備の為に出発してくれました。後発の皆さんは其々がサポートして下さる「わたほいメンバー」の皆様の車に分乗して演奏会場に向いました。初めて遠藤さんにお会いしたとき案内して頂いた女川は、壊滅状態という言葉しか言い表せなかったのが、今回の周辺状況の様変わりを見て、確かな形としての変化は確認することが出来ました。しかし・・・ここに人々の暮らしが再開されるのには、まだまだ想像を巡らす事は出来ませんでした。 それでも女川駅の再開。新駅舎の側に作られた会館はのびやかな形状で、訪れた人もホッとできる空間でした。海に向って広がる芝生の前に設えられた会場で10時からライブが始まりました。連休を利用して女川付近を見学に来られた方や、告知によって来てくださった人々も、晴天下の野外ライブをのんびりと楽しんでくださいました。   たとえ一人も観衆がおられなくても絶対鎮魂の意味でもこの地でライブをしたいと願った私ですが、本当に素晴らしいコンサートになりました。

音楽を通じて人々が心一つになれたこと。「想い」を伝える為に遥か遠くからやってきた仲間と現地の人々との強い絆が図れた事。一歩又一歩の復興の様子が見れた事。全てに感謝です。そしてこのツアーを通じての交流が更に大きく深く広まる事を心から願ってやみません。

石巻の「チームわたほい」の皆様、出会って下さった石巻・女川の皆様、参加して下さったメンバーの皆様、そしてUNITE TOGETHERの活動を支えて下さった全ての皆様に心からの感謝を申し上げます。

P1040567       P1040569

P1040580       P1040587

わたほいのほ            おながわのお

メンバーによる「ワタホイ」と「女川」の人文字。のびやかな芝生に確かに描けました。ジェリービーンズの皆さん、ヨッコさん、リーファの皆さん、近藤洋平さんと近藤雪子さん。そしていよいよNHK紅白出場の道が見えてきた佐々木清次さん。これからもどうぞ宜しくね。

この記事に対するコメント

  • Naomi S.U. 2015年10月16日15:45

    不参加ながら、お天気が気になっていて、わたほいブログをチェックしてました。私のうちのあたりよりずっといい天気!「私がいれば大丈夫!」と言うハトムネ姫の顔が浮かぶね、と息子と電話で会話してましたよ。

  • 八重波 2015年10月16日15:30

    ハトムネツアー中は、『宮城県はどうかしら・・・。』と天気予報が気になっていました。
    流石、ハトムネさん!きれいな青空、日本晴れですね。
    写真を見ていると、皆さんの笑い声が聞こえてきそうです。私も行きたかったなぁ~。
    12日の朝に、NHKニュースをぼーっと観ていたら、コンサートの模様が流れて、遠藤さんや出演者の皆さん、ハトムネさんに参加されたメンバーの皆さんが、映しだされてびっくりしました!

  • sayoちゃん 2015年10月16日11:13

    2年前に訪れた時なかった女川駅、女川フューチャセンターでのコンサートは        素晴らしく澄みきった青空のもとで行われ、のびやかでああたたかく心に残りました。

    メンバーの方々の人文字! 素敵!!  

    佐々木清次さんの紅白出場願ってます。

コメントを残す



3度目の「虹の架け橋」コンサート渡波公民館ライブの様子

2015-10-16 04:58:02 | 日記

今回のチャリティコンサートは3度目となりますが、渡波公民館では2度目なので前回よりスムーズに運べるようにと現地の皆様が協力してくださっていました。見学を済ませた私たちは早速心こもったお弁当を頂き来場者を待つばかり。 そこにぞくぞくとお客様が入館して下さいました。懐かしい顔・顔。「また会えましたね・・・」等と其々が言葉を交わされるシーンが見られて、とても幸せでした。会場には約100人の人達がぎっしり。2時間にもわたるコンサートの間、5組の演者の音楽に耳を傾けて下さいました。コブシを振り上げたり、手をたたいたり、所せましと舞台から降りて観客の皆さんとハイタッチや握手される演者の皆さん。静かに日本歌曲を歌う演者と共に口づさまれる人々。「小さなひかり」を歌われた時は涙をぬぐわれる人々も。最後には会場が心一つになれたのをしっかりと感じる事が出来ました。当日は地元の新聞社の方やNHKの記者さん達も取材に来てくださって、早速夕方のニュースにも取り上げて下さいました。終了後は其々の演者に労いの言葉をかけて下さったり、又来年も来て下さいね・・・と笑顔で話しかけて下さったりと、心からの交流が出来たことを感じる事が出来ました。

P1040286       P1040293

P1040311       P1040299

P1040317       P1040354

P1040355       P1040429

P1040435       P1040423

お客様から頂いた金メダル!演奏家の皆様だけではなく私にまで頂きました。多くの人々の御協力で第3回チャリティーコンサートは無事に終了。心の交流会も更に大きく長く続けたいとみんなが強く思いました。継続こそ力。更に多くの人々に笑顔が伝わりますように。

コメントを残す



ハトムネツアー二日目・・・

2015-10-16 04:13:24 | 日記

前日茜色の夕焼けにも拘わらず、4年と7ヶ月めの震災の月命日のこの日は朝から小雨模様。午後からのライブの為に演奏者の皆さんは早朝より準備の為に渡波公民館へ。その他の人々は新参加の方もあるので、日和山・頑張ろう石巻等を遠藤さんの案内で見学をしました。土地のかさ上げ工事や整備は少しづつ進んでいるようには見えますが、前途はまだまだ・・・という感じです。

P1040258       P1040267

P1040269       P1040275

P1040276       P1040278

今回は石巻のNEWSeeを初めて訪れました。震災直後から何とか人々に状況の把握を知らせなければ・・・と記者達が奔走し手書きの新聞を発行。刻々と入ってくる被害の状況などを必死で手書きされた新聞が展示されています。避難場所の掲載を頼りに家族の安否確認をされる人々の様子や、震災直後配られた飴一個・分け合って食べたおにぎりやパンの有難さがどんなものだったか等々館長からお聞きして、あらためて当時の悲惨な映像が蘇えってきました。   復興には「おどりば」があるようです。一気に階段を駆け上がるかのような状態を過ぎると、暫く「おどりば」で休んでいるような状態に。そこからもう一度上を目指して駆け上がる・・・。長い時間がかかりはしますが、きっとみんなの力で更にもう一歩と復興がなされるものと信じたいです。

コメントを残す