10年という月日の重さ・・・
2021-03-02 15:18:54 | 日記
2月13日午後11時頃、福島沖を震源とするマグニチュード7・3の地震が東北地方を襲いました。東日本大震災から10年を迎える今年、3月が近づくにつれて何だか心がざわついていましたが、その心配がまさか現実になるなんて・・・本当に耳を疑い、すぐさま入ってくる映像に目を疑い、この地震が10年前の余震であることを知りさらに驚きました。いったい何時まで・・・と、正直腹立まで覚えました。
地球の成り立ちや構造、計り知れない力が働いていること等、詳しい事は一切わかりませんが、この地球に住んでいる私たちは、何らかの災害に見舞われるのは仕方がない事としても、今回の地震は悲しみのどん底を味わい、その先、暗闇の中からようやく日の光を見出し、気の遠くなる程の心の葛藤を重ねられてきた被災者の方々に襲い掛かりました。かける言葉を無くしてしまった私です。
そんなとき遠藤さんから「ユナイトの皆様、心配かけてすみません。こちらは大丈夫です。今回は津波も無かったので良かったです。私たちは沢山の人の想いに支えられているのでへっちゃらです。余震に気を付けます。有難う」と早速ラインが届きました。正直このラインで ホッと胸を撫で下ろしながらも、彼の強さと逞しい言葉が、決してうわべだけでないことを確信しました。
何もできないコロナ禍に加えて、更に此の後も数年余震が続くだろうという報道に、何も出来ない歯がゆさを感じています。私たちが出来る事、それは震災後培ってきた信頼と友情をさらに大きく繋いでいくことに尽きると思います。あの日を忘れない事こそ私達が出来る事、あの哀しみに遭われた方々が教えた下さった、先ず自分の命を守ること。何気なく過ぎてゆく時間など無く、生かされているこの時に感謝すること等々。当たり前の日々は決してない事を今一度心に深く感じました。
3月11日、もうすぐ10年です。
この記事に対するコメント
あの日から10年がたちました。10年目の節目として大きく取りあげられ、連日
報道がなされていて、そんな中、、偶然ですが11日当日遠藤さんが出ておられるニュースを
見ることができました。お昼のNHKの列島ニュース地方版の仙台局の放送でです。
久しぶりに拝見し、お元気そうで良かったと思いつつ、お話されているのを聞いていて
とても穏やかで、落ち着いてお話されていて、何か境地に達した人のようでありました。
お話のなかでも言っておられた、多くの人の支えがあったから・・
2月には震度6強という余震が発生し、
ブログに書かれているSachikoさんもそうで私もすぐ、遠藤さんは大丈夫だろうか・・との思いが頭をよぎり
すぐさまハトムネさんに尋ねると、大丈夫でしたとの返事を頂き、良かったと胸をなでおろしました。
UTの誰もが同じ思いなのだなーと改めて感じました。
多くの人から思いを寄せられていること、それが遠藤さんの、大きな心の支えになっている。
この、人を思いやる心、“思いやり” は遠藤さんとUTとの “絆” の主要な要素の一つであると思います。
この10年間、遠藤さんはたくさんの人の注目を集め、報道陣の取材などで、そっとしておいてほしいと
思われたことは数知れずあったことでしょう。でも真摯に向き合われ対応され、乗り越えられてきた・・・
しかも同じ境遇の人の先頭に立って引っ張っていくお世話役、リーダー役までなさっている・・ 凄いと思います。
それともう一つ大きな存在である、ハトムネさんの存在です。
まるで暗闇の中を照らす一筋の光のような太陽のような人の存在。
ほんとうに神様のお引き合わせであるように、発生当初から遠藤さんに寄り添い、ずーっと10年間
寄り添い支え続けられて来られました。
遠藤さんもすごい! ハトムネさんもすごい! UTのみなさんもすごい!
本当にそう思います。
それと一番つらい思いをされた遠藤さんの奥様。よく よく 頑張られました。
こんな皆様にこころからの尊敬と敬愛の念を抱きます。こころからの拍手を送りたいと思います。
まるで家族の一員となったような素晴らしい情景を見せていただいていることに心から感謝いたします。
10年続いて来た輪が、これから変化を遂げても。
気持ちはいつも繋がっている。
ということをつくづく感じられる集まりになりますように。
と願いを込めて。
ブログ読まさせていただきました。先月の地震はびっくりしました。10年目で、何か胸騒ぎがしました。遠藤さんからの、メッセージで、ほっとしました。
UNITEのみんな,同じ気持ちだったと思います。10年の繋がりですね。大事にしたいです。