誰がどれだけ泣き叫び誰がどれだけ苦しんだなどと
本当は誰にもわからない寒さの中でからだをよせあい
声さえ失った人達が分け与えられたひとかけらのパンを
譲り合いながら生きつづけたわずかなのぞみをかみしめながら
※温かい食べ物と寒さをしのげる
服と眠れる場所をと誰もが願ってた
生きてください生き続けてください
ただそれだけしか言えなかった
羽を休めた鳥たちがやがて大空に舞うように
僕らも必ず飛び立てるから新しい景色をさがしに行こう
家族を失い引き裂かれた人々の思いを誰がわかるの
薄っぺらい屋根と壁で出来た場所で不安と戦いながら
気の遠くなるほどの時を過ごしただひたすら耐え続けた
人達に僕らがかけられる言葉があるとしたら教えてください
ふるさとの景色はあなたの心で
あの日あの時のまま残ってる
生きてください生き続けてください
共に見つけられる未来があるはず
羽を休めた鳥たちがやがて大空に舞うように
僕らも必ず飛び立てるから心つないで明日へ行こう
※くりかえし
作詞:夏原 美智子 作曲:佐々木 清次 歌:佐々木 清次
2,000円