何気なく見てしまったテレビの番組に心うたれて・・・
2015-05-04 17:45:18 | 日記
ゴールデンウイークの人ごみの中楽しむのも良し、久々テレビをノンビリ見るのも良し・・・私は昨夜と今日の午後に思いがけず素敵な番組にであって、じっくりと様々な事を感じることが出来ました。一つはNHKの番組で「丹後・里山に生きる夫婦の物語」でした。若い頃から自然農法に心惹かれた青年が50代になって、目も見えず耳も聞こえない女性と結婚生活を始め、10数年経った暮らしを紹介されているものでした。奥さんは二つの障害があるにも拘わらず、完璧に近い状態で家事をこなされて、何時も前向きで明るい性格、反対にご主人は引っ込み思案で人と付き合うのが苦手な感じの方でした。ご主人の人生の中で一番の転機は奥様と知り合われた事だと思えました。自然相手で一生過ごしてゆけたかもしれませんが、奥様と本当に手を取り合っての結婚生活はとても羨ましく思える程でした。
もう一つの番組は「自閉症の君が教えてくれたこと」というNHK再放送の番組です。20歳を過ぎた自閉症の青年の本が、ある有名な作家の目に留まり翻訳されて、世界中の人々に感銘を受けているという内容でした。二つの番組に共通していたことは、素晴らしい家族やパートナーが傍にいたことです。何不自由なく暮らしているうちに、それが当たり前になり、感謝の気持ちまで薄らいでゆきそうになる日々の生活の中で、二つの番組は私に大きな力を与えてくれました。「人」は「人」と関わりを持つことによって成長してゆけること、そして一番大切な物は「相手を想う気持ち」だと、あらためて強く感じました。
つい先日散歩中に見つけた「石楠花」の花と、ご近所の「花水木」の花・・・何れも素敵なピンクでした。
この記事に対するコメント
「自分の気持ちを大切にすることが、相手を思う(思いやる)ことに繋がる」
自分の身の回りに対して、感謝の心を持ち始めると、色々な事が丁寧になっていく気がします。
そうすると、徐々に自分の心に対しても感謝を覚えるようになります。
自分の心に余裕とゆとりが生まれると、色々な物事に対して自然と優しくなれると思います。
優しい心になると
今ある自分の気持ち
相手の気持ち
自然と受け入れられると思います。
自分の気持ちを大切にすること
そんな心から
『感謝、尊敬、敬意』
の心が生まれてくるのかなと。
だから、自分の本当の気持ちを大切にするべきで、
自分の本当の気持ち、本当の望みは、必ず誰かの幸せに繋がっている。
誰かを思い遣りたい。
誰かを幸せにして、幸せになりたい気持ちに繋がっている。
他の誰かを傷つけないために、他の誰かと幸せになるために。
欲しても決して得られないところ。そこに自分の真の望みがある。
それはなんだ?それが誰もが欲してやまないもの。
カッコよく言うと「愛するということ」なのかなぁ。
自分は自分のままで、他人は他人のままで、その上で他人の心が欲しい。
そうなれば思いは一つ。「思い遣る気持ち」それしかない。
思い遣ることによって他人を追体験する。他人を感じることが出来る。他人の気持ちを自分に取り込むことが出来る。
僕もハトムネさんのように、そうなりたいと思う気持ちを大切にしていこう、と思う今日この頃です。