熊本最終日、様々な想いを胸に秘めながら・・・

2017-11-11 16:41:55 | 日記

 

最終日は木山仮設団地を訪問致しました。「220戸」の二番目に大きい仮設団地です。この場所はYMCAの皆様が住民の相談員として心こもる支え合いをされていました。東日本大震災の支援活動やノウハウがきっとここでも生かされているのだろうと思えました。私達も最終のイベントとあってつい心もこもり、次第に皆様が笑顔になってくださるのがとても嬉しかったです。「遠い所からありがとうね」「又訪ねて来てね」等と帰り際にお一人お一人が握手をしてくださいます。こちらも「寒くなりますから体大切にね」とか、「又是非来年も訪問出来たら嬉しいです」等とお声がけをしました。後片づけをして車に乗り込む私たちに手を振って下さる住民の皆様に、こちらも思いっきり手を振って笑顔で帰路につきました。

最後に私たちが立ち寄らせて頂いたのは「ハローディ さくらの森店」でした。このスーパーマーケットは二度目の地震によって天井が落ちてしまったと聞いております。幸い地震が起きた時間がお店の営業時間帯ではなかったので、人的被害は無かったことが不幸中の幸いだったようです。

社員の皆様にはご自分の家に被害があったりされていたのですが、一日でも早く復旧して、地域の皆様の為に「食料品などをお届けしたい」という思いで、必死に復興の努力をされたようです。

UNITE  TOGETHERからの祈りの「千羽鶴」もこの地に送らせていただき、被災者の方へと様々なアイテムの支援グッズを送らせて頂きました。 今回は大きな、そして元気の出るメッセージモニュメントを作って下さっていてメンバーは大いに感激致しました。

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このお店も、パートナーさんたちがこぞって店内のポップを作られていて、とても元気のでるお店になっています。そして何より驚いたのは社員さん同士の声掛けでした。普通「お疲れ様で~す」という声掛けが耳慣れていますが、このお店の皆様は「お元気様で~す」という声掛けをされています。「疲れる」という言葉と「元気」という言葉には、意味も響きも違ってきます。早速私達も「お元気様で~す」を真似て使ってみました。・・・何だか笑顔になります。そして言葉に発した時に背筋がシャキッとなるような気がしました。

今回の熊本の訪問は、やっと念願が叶ったという事と、様々な被災地の仮設住宅入居者さんとの交流で、特に高齢で体の不自由を感じておられる人たちを、なるべくもう少し安全・安心の場所へと早く移して差し上げることは出来ないのかと強く感じました。

災害に強い国、困ったときはお互い様の心を持つ国民性、そんな日本人だからこそ、知恵を出し合い、協力しあって一日も早く被災者の方々の生活が安定するように努力してゆくべき・・・と思いました。

私でも出来る小さな支援、その支援活動が少しでも広がれば、「みんなで支え合う大きな力」となるはずです。そして継続することの大切さを今回も強く感じました。

ツアーにご参加頂いたUNITEメンバーの皆様、そして力強いサポートをしてくださった「ハローディ」の会社の皆様方、支援物資をご提供くださったメーカーの皆様方、本当に有難うございました。

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最終日の熊本駅前広場には「おてもやん」の銅像がありました。スッキリと晴れ渡った青空、私たちは何だか晴れ晴れとした気分になりました。そしてきっと又この地を訪れたいという思いを強く持ちました。

この記事に対するコメント

  • fusk 2017年11月17日01:00

    東北とまた違った支援の仕方。。
    今後に繋がる輪を想像すると。明るい気持ちになりますね。

  • saeko 2017年11月14日19:03

    久しぶりにパソコン開きました。熊本震災被災地の様子手に取るように、行った気分になりました。いつもいつも暖かい支援、心がこもって嬉しいかぎりです。被災地の方々の笑顔が目にしみます。参加したかったなあ…。

  • sachiko 2017年11月12日20:41

    熊本地震被災地の様子 ブログでよまさせていただきました。ご苦労様でした
    「お元気様・・です」素敵な 言葉ですね。元気がでます。

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