思い立って松島へ一泊二日の一人旅

2017-04-17 00:35:47 | 日記

先日ご縁があつた知人から「松島で壁画を描いているから見に来ませんか?貴方の支援している人たちの近

くだし・・・」とお誘いを受けたので思い切って行動に移しました。事前に遠藤さんにもお知らせが出来て、

二日目にはお会いする約束も取れたので、充実した時間が過ごせました。

松島は震災一年後に「ハトムネツアー」で泊まったこともあり、なんだかとても懐かしく行動に移せたのだと

思えます。今回お誘いくださったのは京都出身の「木村英輝」さんというアーティストで老舗の温泉旅館の

コンベンションホールリニューアルによる壁画制作で滞在されているところにお邪魔してきました。

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足場が組まれた場所では、総勢7人で作品に立ち向かっておられました。私はこの壁画が逞しく復興に

向かっておられる東日本の人々の、「希望」と「勇気」を表しているように思えました。

そして翌日の日の出のエネルギーにも、感動しました! 震災の後にも同じように見たことをしっかりと

思い出しました。遠藤さん夫妻も木村さんたちの描かれている壁画を見られて感動されていました。

木村さんの「ライジングサン」という題名の「鯉」の絵は、日本政府から「世界各国から頂いた復興支援金に

対するお礼の公式ポスター」となって世界に届けられたことも遠藤さんにお伝えしました。

そんな不思議なご縁が繋がっていることにも遠藤さんご夫婦は感激されていました。

旅館を後にして、遠藤さんご夫婦と奥松島まで足を運びました。奥松島も石巻と同じように津波で甚大な被害

を受けた場所で、仙石線の駅のホームの一部が残されている駅舎での「震災以前と震災後の写真」を見て胸が

痛みました。そんな中でも遠藤さんは気丈夫に、当時の様子を見られてました。

今回の二日間の思いがけない旅は、偶然遠藤さんご夫婦の結婚記念日で、私もご一緒に「お寿司」でお祝いを

させていただけました。

力強い壁画・エネルギー溢れるご来光・まだまだ悲しみの残る「震災遺構」・偶然の結婚記念日当日・・・

そして何より満開近くなった桜の木々に集う人々の笑顔・・・・・

多くの思い出に残るシーンに出会えた幸せな旅でした。

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