８月２７日仙台コボスタジオでのナイターで、UNITE  TOGETHERの仲間「近藤洋平」君が試合前に「国歌斉唱」という名誉な機会を頂きました。私達と石巻からのメンバー、更に「虹の架け橋」をお作り頂いている「叶匠寿庵」の社長様とスタッフさんも結集して「滋賀県名産コーナー」にてｸﾞｯｽﾞの販売も含めて、行ってまいりました。私は球場での野球観戦が初めてなので、その広さも含めて、一体どんなことになるのかしら・・・状態でした。一週間前の天気予報は残念ながらの雨模様・今回の素晴らしいﾁｬﾝｽは？とヤキモキしておりましたら、三日前には５０%の確立、そして当日はお蔭様で曇りという状況でした。　午後一時頃には球場の周りは、まるで夏祭り状態。私たちのブースも慌てて設えて販売を始めかけました。

「復興支援のｸﾞｯｽﾞです！」と伝えても？という感じで、「則本選手の地元・滋賀県からやってきました」と大きな声を張り上げながらの販売に変えると、興味を持って下さる方が少しづつ増えてきました。「則本デ―」なので当然の事でしたが、試合が始まる前には凄い人に・・・。本当に大きな夏祭り状態です。

私達も販売を終了し、「近藤洋平」君の雄姿を見る為に、球場の席につきました。コボスタの球場はそれほど大きくないと聞いておりましたが、私にとっては凄い！しかも満員御礼のメッセージが。

国歌斉唱の前に「平原綾香」さんが「ジュピター」を歌われ、その様子が大きなスクリーンにも。

そしていよいよ場内アナウンスが始まりました。「只今より国歌斉唱が始まります、御起立の上、脱帽下さいませ」　「国歌斉唱・・テノール歌手　近藤洋平さん」・・・と。

スクリーンには大きく名前も出て、私たちの興奮は最高に！胸もドキドキです。

球場に響く彼の歌に、大きなどよめきが・・・そして、最高の拍手がなされていました。

風船を飛ばすのは、テレビで見たことがありましたが、肺活量のせいかなかなか大変・・・そして、奇跡が又起きました。楽天が５点という大差をひっくり返し勝ったのです！！

会場には大きなどよめきが。本当にミラクルでした。則本投手も頑張ってくれましたし、おおきな声援もきっと届いたのだと思えます。石巻の遠藤さん達、近藤洋平君とお母さん、私達彦根からの応援団は、「東北」の人達の大きなエネルギーもしっかりと感じる事が出来ましたし、気持ちよく祝勝会が開けました。このような場面に出会えた事、被災地でのエネルギーを感じられたこと、そして何よりミラクルの一日に「感謝」でした。