多くの人達と繋がることによって確かな一歩が踏み出せる・・・

2019-08-22 11:58:19 | 日記

UNITE  TOGETHERの活動を始めた8年前には、数人の友人との手探り状態でした。何をどうすれば本当の「支援」になるのかを模索しながら、思いつくままの行動をしていた記憶があります。幸い私たちは「遠藤伸一さん」というキーパーソンがいてくださったので、今日までぶれずにやってこれたのだと思います。8年という月日が経った今は、UNITE  TOGETHERのメンバーの其々が、出来ることを出来る時に自主的に協力をしてくださるスタイルになってきました。無理なく続けて来れたのは「想いを繋げる」という基本の精神を皆さんが共有してくださったからだと思います。

今回のビバでのイベントでも、ジェリービーンズの皆さんが石巻の人々が彦根に到着されるまでパフォーマンスをしてくれました。彼らは小学生の頃「不登校」だったという経験から、全国の小学校、中学校、高校や、養護施設等依頼されるすべての場所へ「ライブ&トーク」の方法で「元気と夢と優しさ」を届けに行かれています。彼らのスタンスも「相手の話をよく聞き、想いを寄せる」です。UNITE  TOGETHERとのご縁が繋がった年からずっと一緒に行動をして下さっている頼りになる音楽隊です。

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又今回初めてビバッチェ君も友情出演?してくれました。実は彼も東日本大震災の復興の為何度も東北に足を運んで下さってたそうです。「石巻にも行ってきま~す」と元気な約束を。

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演技の終わった後のお楽しみは、みんなでボーリング大会でした。一番燃えて楽しまれたのが最年長の塾長だったとスタッフから聞いております。何事にも熱心に取り組まれる塾長だからこそ「渡波獅子風流」が継続してゆくのだと納得。

今回の交流会には多くのメーカー様にもご協力を頂きました。子供たちにと、毎回イベントのあるたびにお菓子をご提供くださっている皆様や、飲み物やアイスのご提供を下さった皆様、又イベントの為にと募金下さった大勢の皆様の暖かいご協力に心からの感謝を申し上げます。

全行程を終えられた皆さんは18日の早朝、眠そうな顔にしっかりと大きなぬいぐるみを抱いてバスに乗り込まれました。私たちの活動にいつも心を寄せて下さっている人たちからのプレゼントですが、大人の人も子供達も、帰りのバスの中では抱き枕として活躍していたようです!そして21時頃、ようやく無事帰りつきましたと報告を頂きました。

有難う!石巻の皆様。 有難う!小泉町の子供達。有難う!いつもいつも支えて下さっている多くのUNITE  TOGETHERの皆様。そして今回初めて出会って下さった観客の皆様。これからも私たちは「出来ることを一つ一つ実現しながら」確かな復興への道を歩まれる人々に寄り添ってゆきたいと思います。更なるご縁が頂けますように。

心からの感謝を        夏原美智子

 

この記事に対するコメント

  • hatomune 2019年8月26日09:59

    何時も温かいコメントを有難うございます。遠く離れた所から何時も見守ってくださる多くの支援者がいてくださるから、とても心強いです。石巻の渡波獅子風流の塾長が、「徳は弧ならず、必ず隣あり」孔子の言葉で、道義を行うものには、必ず理解者と助力者が集まるという意味・・・を言葉にされました。私もこの言葉に支えられて、納得ゆくまで頑張ってゆこうと思いました。これからも、ご指導くださいね。勿論温かいコメントもいっぱいいただけますように!

  • 幸来橋のふーちゃん 2019年8月26日01:05

    8年間にも渡る活動をよくぞ続けてこられました。今回は石巻と彦根の子供たちの演武の交流
    と言う、すごい企画を思いつき実現させられました。そしてそこに発生する感動の渦!!
    子供たちはどれほど喜び、なおかつ今後の人生の糧になったことでしょう。
    子供たちだけでなく参加鑑賞されたすべての人が、人とのつながり、絆の素晴らしさを
    肌で感じ取り、心に刻まれたことだと思います。
    心より拍手を送りたいと思います。

    大成功に終わったこの企画を陰で立案し、交渉し、実現することのいかに大変だったことか。
    UTのスタッフの皆様、何にもまして主催者ハトムネさん、本当にお疲れさまでした。
    心のこもったこの企画に、天もお力添えをしていただき、台風を退け、その他もろもろの
    状況をすべていい方向に手助けしてくださいました。うれしい限りです。
    このような心あたたまる思いにさせて頂いたハトムネさんに 
     心より感謝です。

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彦根城博物館能舞台にて、伝統文化を通じて彦根と石巻が交流出来ました

2019-08-22 00:39:20 | 日記

感動のパフォーマンスから一夜明けると、台風一過の青空の空に彦根城が遠来のお客様を迎えてくれました。石巻の人達は殆ど初めての訪問とあって、ボランティアの方の説明に耳を傾けながら天守閣を目指して元気に散策され、いよいよ彦根市の小泉町の子供たちとの対面式。夫々が400年以上の歴史がある民族文化財の奉納を前に自己紹介をされました。

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小泉の子供たちの「幌踊り」は、1.4メートルもある竹に金銀の紙飾りと綿の付いた「ほろ」を背負い、おなかに太鼓を抱えながら側転するという豪快な踊りと、優しい手踊りのコラボが見ごたえがあり、観客の皆さんが側転の見事さに大きな拍手をされていました。

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渡波獅子風流は近藤塾長の皆様への挨拶から始まって、笛、太鼓、鉦によるお囃子の変化と共に獅子が舞台に現れて勇壮且つ軽妙な舞いを次々と演じられ、観客の皆様がぐいぐいとその演技に惹かれておられるのを感じることが出来ました。能舞台上では博物館の副館長様の頭を噛んで、彦根城と博物館の好機を祈り、素晴らしい交流の会は大成功となりました。

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8年前の震災で家族や親戚を亡くし、多くの物を失い、生きる気力さえ失いそうな時、泥にまみれた獅子頭を見つけ、これまでにない喜びを感じられた塾長が、子供たちからの「早く練習を始めたい」という要望に応えて、練習所も限られる中一生懸命努力されて、避難所の慰問活動を続けて来られたというお話を聞きながら、会場の人の中にはハンカチで涙をおさえる方もありました。又偶然博物館に立ち寄られた海外からのお客様も迫力ある獅子の舞いと力強い太鼓の演奏に大きな拍手をしてくださいました。

この記事に対するコメント

  • sachiko 2019年8月22日16:24

    素晴らしい交流会に参加させて頂き、感動しました。石巻からの思いを獅子の舞と力強い太鼓
    笛の音色 彦根にとどけていただきました。ありがとうございます。石巻の子供たちと彦根の子供たちがつながりますように。

  • さよちゃん 2019年8月22日10:21

    お天気にも恵まれ 大成功で何よりでしたね。 
    あいにく参加できませんでしたが、石巻でお会いした方々がお元気で能舞台での舞いと演奏を
    思い出して嬉しくなりました。
    子供さん達にとって素敵な忘れられない夏休みになったことと思います。

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