あれから2年が経ちました。

2018-04-14 23:53:33 | 日記

熊本大地震・・・あれから早や2年が経ちました。先日の島根県の地震、そして今朝も北海道で地震が・・・。日本のどの部分に地震災害が起きても仕方がないとは言うものの、突発で生じる自然災害の被害を最小限に食い止める方法論はあらゆる方面の専門家の人達によって研究はされているのでしょうが、被害が起きる度に「もう少し早く対応が出来ないのかしら?」とついつい思ってしまいます。今考えられる自然災害に立ち向かう方法は、常にシュミレーションをし、自分の身は自分で守る、更に日頃より連携を取る生き方をすることでしょうか。

そのようにゆっくり考えているだけの現在の私。今更ながら瞬時にどれほどの事が出来るのかを想像すると「危機管理」ほゞゼロに近い状態です。そんな私が東日本大震災で被害に遭われた遠藤さんとの出会いによって立ち上げることになった支援グループ・UNITE  TOGETHERの活動が継続してこれたのは、多くの仲間が「同じ思い」を持つことで連携し、実行し、お互いが支え合ってこれたからだと思います。「顔の見える支援」こそ継続のカギになると信じ、昨年の秋には熊本の益城町にもようやく訪れることが出来ました。

あの日お出会いした人々はその後どうされているかしら・・・の想いは常にありますが、新聞やテレビで報道される状況は、目を見張るような好転は無いように思われます。仮設住宅での暮らし、その後の復興住宅への引っ越しから悲しい孤独死というニュース。東日本大震災で実際にあったケースが、またしても熊本大地震の後に生じている現実。本当に何とかならないのかしらと思ってしまいます。

勇気と元気を持って災害に立ち向かっておられる人々に私たちが出来ることは何?と何時も考えを巡らしていますが、出会わせて頂いた人々に想いを寄せ続け、何かしらでも出来うることを実行してゆきたいと思います。繋がってくださった皆様、これからもお力をお貸しくださいませ。そして共に歩んでゆきましょう。

P1040337これは彦根城ですが、熊本城の復興も私達の願いです。歴史ある建造物という意味だけでなく、きっと熊本の人々の心の支えになっていただろうお城が、皆さんの熱い思いによって一日も早く復興出来る事を望んでいます。

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